令和に蘇る「デ・ジ・キャラット」、そして問題
2022/10/18
2000年問題 / フレッシュ
問題 とは
みんなは、2000年問題という言葉を聞いたこと・見たことがあるだろうか
2000年問題とは、年号が2000年に変わると同時に機械などのプログラムが誤動作・不具合を起こすであろうといった問題だ
結局、いろいろな機関が働きかけたことによりそういった不具合はぼちぼち起こったくらいで済んだというのがことの顛末
さて、次の話題は
平成(90年代-2000年代)の萌え
突然ですがこのことについて何を思い浮かべましたか?
ネコミミ…メイド服…眼鏡っ子…といったエレメントが想起されるだろう(「萌え」があまりにも概念的すぎてしっくりくることが書けない)
きっとこういったものを想像するだろう
そういった「萌え」は様々なモノ・作品をを生み出すきっかけとなった
そういった時代の中で生まれたいちキャラクターが
デ・ジ・キャラットである
デ・ジ・キャラットとは?
1998年にキャラクターグッズを扱うショップ「ゲーマーズ」の情報誌(FROM GAMERS)に掲載された4コマ漫画「げまげま」に「ゲーマーズの妖精」として初登場
以降、ゲーマーズのマスコットキャラクターとして活躍する日々を送った
「にょ」という語尾と迂闊かつ狡猾な性格が特徴的
通称「でじこ」
外見的特徴
猫耳帽子・でかい鈴・メイド服・ミトン・尻尾・リボン・ルーズソックス(?)ありとあらゆる萌え要素が詰め込まれている
…
かわいいですね
(cv.真田アサミ)
アニメ化
ただのマスコットキャラクターにあらず、アニメ化することも
一話あたり数分のギャグアニメ。とても見やすい 全15話 1999年放送
ざっくりとしたあらすじとしては「でじこ」が秋葉原のゲーマーズでお手伝いをしながらはちゃめちゃな日々を繰り広げる…といったものである
オープニングは遊戯王のOPなどを歌った奥井雅美さんの「Only1.No.1」今まで一度もスキップしたことがないくらい名曲
オープニングの歌詞に「2000年問題より 自分の夢」といったフレーズがあるため、このような記事ができた(少しこじつけ感はある)
どこか懐かしさを感じるセル画と、どこか懐かしさを感じる大きい目とどこか懐かしさを感じる言い回しに、令和になって虜になるひとが続出
当時のアニメとしては革新的なミュージックビデオのような構成の話もあった。曲も相まってとても良かった
最終話のオチは昨今の作品では見受けられないもののため必見だにょ
その後、長尺のTVスペシャルや幼児向けアニメとしての展開がされたりした
全部とても面白いため、ぜひ見てみてほしい
そして現代へ
こんなに昔懐かしいものを紹介するには何か理由があるからです
それは、このデ・ジ・キャラットが現代に復活したから
2000年問題は2045年問題になり、秋葉原は電気街からコンカフェ街になり、テレビ放送はアナログからデジタルになったりして、当時の世間とはまるで別物となりましたが、それはアニメも同じかと言われればそうでもない部分もあります。
アニメ制作の技術は進歩し画質は美麗に、音質は飛躍的に向上しました
しかしこのアニメは進歩した技術は吸収した上で、当時の雰囲気やスタッフ、さらには声優も変わらず戻ってきてくれました
新たな技術はたらふく吸収し、個性や「らしさ」はそのままと。そんなデ・ジ・キャラットのような技術者になりたい!と感じさせられた気がしました
喫緊(?)の2045年、AIに負けず劣らずの技術者であれるのだろうか、それとも敗北してしまうのか
これまで人間同士で技術を高め争った先人とは違い、人工知能もその間に入るとなればその高まり方や争いが苛烈にのかもしれない
そんな難しいことは今の自分が考えることではない
とりあえず今は2045年問題より、自分の夢
そしてデ・ジ・キャラット
デ・ジ・キャラットを見ましょう
兎にも角にも面白い作品のためこれを見てる人にも見てほしい